仕事を加速する技術
思うように仕事が進まない原因3つ。
- [原因1]やるべきことの理解というコストのかかる作業を2重、3重にしている
- [対策1.1]理解したことを再利用可能な形で残すことで将来の問題デコード回数を減らす
- チェックリスト作成、作業手順作成、テンプレート作成、ただ単にやったことの記録をとっていく。
- 一日分まとめて数十分かけてやるより、作業の切れ目ごとに作業ログをとる
- ログとはもともと航海中に海に丸太を浮かべて、遠ざかっていく速度を記録したもの。書くべきことが発生したから書くのではなく、ただ毎日の記録を残すことに価値がある
- [対策1.2]先送りは確実に問題デコード回数を増やすので避ける
- [対策1.1]理解したことを再利用可能な形で残すことで将来の問題デコード回数を減らす
- [原因2]仕事量の見積もりをしていないので計画が立たない
- [対策2]「この作業はだいたい2時間」+「プラマイ1時間」といった感じで作業時間+精度の2段構えで作業時間の見積もり練習を積む
- [原因3]頭脳労働は単純労働と違い完成度が100%に近づくほど能率が落ちるが、自分の感じる完成度と他者から見る完成度は尺度が違うので、一定水準以上のこだわりが無駄になりやすい
- [対策3]仕事の完成度を8割に留めて次の仕事に移ればより多くの仕事ができる
- 作者: 梅津信幸
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/09/26
- メディア: 単行本
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