ぼくの地球を守って (1) (花とゆめCOMICS)」を読んだ。全21巻。男が読んでも面白い少女漫画って聞いてたんだけど、いまいち入り込めなかったなあ。20年前の漫画だし、しょうがないのかも。キャラの魅力をただ追っかけるには性別も年齢もターゲットから外れすぎてるし、徐々に真実が明らかになっていくサスペンスとして楽しむには明らかになっていく真実そのものにいまいち興味が持てない(誰が誰のことをどう思ってたか、とかそういうの)。作中で語られる作者の世界観とか宗教観についても特に感激するようなものではなかったなあ。

単行本の巻末の「ぼく地球CLUB」に寄せられる当時の女子中高生(?)の手紙は時代の差を感じさせておもしろい。今よりみんな平和で退屈で幼いって感じがするな。