2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事を加速する技術

思うように仕事が進まない原因3つ。 [原因1]やるべきことの理解というコストのかかる作業を2重、3重にしている [対策1.1]理解したことを再利用可能な形で残すことで将来の問題デコード回数を減らす チェックリスト作成、作業手順作成、テンプレート作成、た…

有頂天家族 (その2)

有頂天家族、読み終えたときにはとても気分が良くていい読書した!っていうすがすがしい気分でいっぱいだったんだけど、1日2日経って落ち着いてみると違和感も表面化してきた。もう一回同じところ抜き書き。 我々は狸である。狸は如何に生くべきか、と問われ…

有頂天家族

面白かった!面白きことはは良きことなり!ゆえにこれは良い本だ。カラマーゾフの兄弟にヒントを得たとのことなので、野暮とは思いつつ無理やり両者を並べてみる。 矢一郎=アリョーシャ 矢二郎=ドミートリー 矢三郎=イワン 矢四郎=アリョーシャ 総一郎=…

リア王

シェイクスピア初挑戦。戯曲を読むのも初挑戦。なかなか癖のあるものだな。当たり前だけど、情景描写がなくて会話だけで話が進むので物語の状況をつかむのにちょっと難儀する。物語の中で起こった動きに対してリアクションがワンテンポ遅れてしまうような感…

いつまでもデブと思うなよ

まず、ダイエットの本道を運動ではなくカロリー制限に置いてあることが新鮮だった。ダイエット法に関して詳しいわけではないけど、なんとなく食事をいじるダイエットは不健康で運動をするダイエットは健康的だっていうイメージがあったので。その根拠として…

よつばと!(7)

やっぱり絵がすごい。1ページ目1コマ目の電柱でもういきなり圧倒された。人物の影もそんなに厳密に書かなくてもいいだろっていうぐらいちゃんとポーズとってる。はー。お話も、「子どもの夏休みは楽しい」→「子どもの生活は楽しい」→「子どもに限らず、生活…

トップランナー「森見登美彦」

NHKのトップランナーで森見登美彦氏を見た。著作からの印象通り、常人とは別の世界が見えている芸術家といった感じのしない、親しみのある感じの人だった。普通でいてかつ素敵であるというのは希望のある話だ。創作上の秘術らしきものをいろいろと質問されて…

国のない男

もう出ることはないだろうと思っていた、ヴォネガットの新刊を偶然本屋で見つけた。なんかボリュームの割りに高いなとか思いつつもやっぱりうれしくて、衝動買いしてしまった。ヴォネガットの文章を読むのは久しぶりだったけど、そのニヒルで優しい思考は今…

カラマーゾフの兄弟

かなり長い小説だったが、翻訳の良さもあってするっと読めた。登場人物の言ってることや考えてることの半分も分かってないような気がするが、それでもものすごく濃厚な読書体験だった。とにかくいろんな登場人物がみんなよく考えてよくしゃべる。人間とその…