2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

特に何をするでもないだらだらした休日を過ごしたんだけど、こういう一日を過ごすと、ずいぶん前からずっと自分は成長なんかしてないんじゃないかっていう気になる。毎日がだらだらしていたころと比べて違うのは、毎日これをしなければならないという世の中…

いかにも自分のような人間が陥りやすい人生のアンチパターンとは、「未知性や他者性を恐れ、自分の経験の範囲内だけで生き、既にできることや自分の論理で説明可能なことしか行わず、学習機会が損なわれて人間的に成熟できないうえに他者とうまく関係がもて…

あと、内田センセがよく書くことに「最悪の事態の到来を懸念してその対策をとった人は、無意識的にその最悪の事態の到来を望むようになる」ということがある。ただしこれは「結婚したいと思ったとき、結婚式はどこで挙げるか、料理にはどんなものを出すか、…

本の片付けをしていてなんとなく開いた「健全な肉体に狂気は宿る―生きづらさの正体 (角川Oneテーマ21)」におもしろい記述があった。 悲劇の条件には二つあって、ひとつは"I must go"、ひとつは"It is too late"だと中学生のときに習ったことがありますけど、…

他人を見下す若者たち (講談社現代新書) を読む。若者を中心に、他者を軽視して自分の能力や価値を保持しようとする感覚が広まってきてる、これってやばいよ、という本。理屈のみごとさはあまりないけど目の付け所はおもしろいと思う。確かに作者のいう「仮…

何度もチャレンジし、何度も挫折してきたプロジェクト「手帳でスケジュール管理する」に、再びこの4月からチャレンジ。すぐに書かなくなって、そのうち見なくなっちゃうんだよなあ。今まで何がいやで続けられなかったか思い返してみると、 持ち歩くのがおっ…

「まだ、自分の性格が嫌いだったりするか」と聞かれた。半ば反射的に「まだまだ好きにはなれてないかな」と答えたが、その答えはなんだか的外れだとその時感じた。昔と違い、現在、特に自分の性格が嫌いだと感じることはなくなった。でもそれは自分の性格が…

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~を読む。 読んでて苦しいなあ。「人はみな、母親の人生を食いつぶして大きくなる」っていう原罪のようなものと直面させられるのが苦しい。どんなに手のかからないよいこだって、母親の人生の時間と労力を大きく奪…