2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

だから、鏡に映る範囲だけを見て、自分がキモいとかキモくないとかどれだけ魅力を持っているかとか自問自答してみても不毛。自分の信じる世界のありかたを他の人にも分かる形で表現し続け、他人に自分の音楽を聞かせることが前提。他者の存在なくして魅力な…

もうすこし一般化して考える。AさんがBさんにとって魅力的に見える時とは、AさんとBさんは同じ世界観を共有しており、なおかつAさんのほうがその世界観に習熟しているとき。魅力とはパラメータとしてのスカラー値ではなく、二者間に働くベクトル値。力だしね…

魅力っていうのは、どこまでが本人に直接に、単独に属するものなんだろうか。そういう部分はあんまりないんじゃないか。ショーに限っていえば、動きが魅力的っていうのは、その人が合わせて動いてる音楽が見る側にも聞こえてるってことがキーのような気がす…

全体としてはとても魅力的でも、回りとの関連性から切り取って単独でみると魅力的でない。そういうものはディズニーキャラだけじゃない。ディズニーで見た他のショーもそう見えた。耳ふさいで、頭の中で舞台セットや回りの出演者もどけてみれば、魅力的なの…

ディズニーキャラ単独ではそれほどかわいいとは思えないが、エンタテイメントとしてのディズニーランド全体の一部分としてみるととてもいいと思う。ディズニーランドに行く前に頭にあったような、おばちゃんのTシャツにプリントされたミッキーは特にかわいく…

時間的割合だけから言っても、働くことは生きることそのものに近く、目的が単一でないところも継承される。だから、お金のために働くか、やりがいのために働くか、や夢or安定などの二者択一式に考えるのは無理が出やすい。こういう問いをたててしまった時点…

ああ、うっかりすると「人間は富を得るための手段としてのみ働く」式のモデルでいろんなことを説明しようとしてしまう。個人的にはそんなこと信じてないのに。説明が比較的きれいにできるっていうのは時には実感や真実味より強いんだな。

戦意を喪失したものは下の階層に留まり続ける。で、そこで別のルールのゲームで遊びだす。上の方から見ると犯罪が増えてぶっそうになる。

人間の欲望エネルギーっていうのは一見太陽エネルギーのように無尽蔵なもののようだが、それを社会的にいっぱい引き出そうとするには何かと問題も多い。そこに住む人達から欲望エネルギーを効率的に取り出すには、社会を階層化し、放っておけば下の階層に滑…

前者の命題を「人生の旨味は目的のための最善手の探求と実行*にしかない*」としてやれば、目標自体の有用性とかはどうでもよくなってきれいにまとまるんだけど。そこまでトガらせると実感と食い違う。ケーキ食べるとおいしいし。

その解決策のひとつ。目的を達成の進捗が明確に観測できるよう定義する。結論としてでなく、前提として目標を用意する。その根拠の部分に理屈を近づけない。その内部で理屈には大いに暴れてもらう。

「人生の旨味は目的のための最善手の探求と実行にある」という命題は採用できればなかなか有用だが、あいにく「人生に究極の目的はない」という理屈的に硬い命題と相性が悪い。目的がないと、自分がとりうる各行動の価値が計れないので最善手という概念が成…