よつばと!(7)
やっぱり絵がすごい。1ページ目1コマ目の電柱でもういきなり圧倒された。人物の影もそんなに厳密に書かなくてもいいだろっていうぐらいちゃんとポーズとってる。はー。
お話も、「子どもの夏休みは楽しい」→「子どもの生活は楽しい」→「子どもに限らず、生活は楽しい」という方向で徐々に対象が広がっていってるように思う。「あいつは何でも楽しめるからな。よつばは無敵だ。」っていう台詞も同時に広がりを見せてきて、よつば以外のあらゆる人にも目の前の生活を楽しんでしまう無敵さの片鱗が目立ちだしてきた。
何もかもが楽しいものとして自然と目に映るよつばの魅力はもちろんのことだけど、それ以外の人物達が「生活を楽しく加工する」ような姿勢を持った人たちばかりだからその掛け合いがおもしろくなるんだと思う。周りがただ圧倒されてた物語の序盤に比べて、恵那が「まるまれ!」で丸まる最新刊の方が好きだ。よりよい世界が描かれてると思う。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/09/27
- メディア: コミック
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