充実して仕事をやれてるときっていうのはたいてい「理想の実現」をしていると感じ、逆に充実してないときはたいてい「課題の遂行」をしていると感じる。いや、理想の実現をしていると考えられるほどリアリティのある理想を持っているときは充実した仕事ができて、理想が見えなくなって目の前の課題だけがすべてになってしまうと充実しないという方が正確だろうか。理想はエネルギーと充実の元となる。自分の中の理想のリアリティを低下させてはならない。

で、多くの場合理想というのは人の形をして存在する。あの人のように頭良くなりたい、あの人のように人に優しくありたい、あの人みたいなことができるようになりたい…。そういうすごい人達に接したり著作を読んだりすると理想のリアリティが上昇する。そうしたものに触れずにいると記憶が薄れるにつれ理想のリアリティも低下する。

こういうのは一種の栄養で、生活習慣によっては不足したりもする。その場合意識して摂取するよう心がけないといけない。どうも自分は学生のときよりもこの栄養が不足してる気がするのだ。