塾の受付で働いている人の話によると、子供とその親のそれぞれと話してみるとその子供が今後どのくらい伸びるのか、おおざっぱには分かるらしい。入塾テストを受けてもらうための説明を聞いてるときの様子を見るだけでもまあまあ分かるそうな。姿勢や視線は落ち着いてるか、あいずちやうなずきをどれぐらい使うか、など。それがどれだけ正確なのかわからないけど、塾に入るためのテストを受けるための説明を聞くだけでその子の成長性が分かってしまうというなら、いったいどの時点から何をがんばればいいのやらって感じだな。

人生の勝負どころとか分岐点っていうのは実際には存在してなくて、そういうのは日々の生活のなかに細かく砕かれて少しずつ混ざってるんじゃないだろうか。だとしたら、「今から」「自分の生活を改善すること」に対してがんばるしかないのかな。今晩寝る前にちゃんと歯を磨くかどうかが数十年先の孫の受験の合否にもいくらか影響したりするのかも。